言われる
「言われる」は「言う」に「~れる」を添加した添加形式の尊敬語です。その他「言う」の尊敬語には、別語形式の「おっしゃる」や「お~になる」を添加した添加形式の「お話になる」があります。
文法上は「言われる」を尊敬語として使用しても間違いではありませんが、「~れる」には、可能の意味で使われることもあり、誤解を招くことがあることから、別語形式が使えるときは別語形式を使うのが望ましいとされています。
「言う」の謙譲語:申す、申し上げる
- まさにおっしゃるとおりでございます
- 先生がおっしゃることは、よくわかります
- 勝手なお願いを申しあげましたところ、さっそくお心づかいくださいまして、まことにありがとうございました。
- まずは、とりあえずご報告かたがたご挨拶申しあげます。
- 先輩の言われることもよくわかるようになりました。
- 不慮のご災難と申すほかなく、社員一同心からご同情申し上げます。
- 私の口から申すのもなんでございますが、
- ○○株式会社に勤めております鈴木次郎と申します。
- ○○様は渋滞で遅れるとおっしゃっていました。
- お申し越しの件について,ご回答いたします。
- 社長がお話になりました。
- 私がB5判に印刷しようとしたら,上司にそれでは小さ過ぎると言われました。
- 責任者を出せと言われました。
- 経理課の神田さんから、この書類を部長にお届けするようにと言われました。
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